2012年6月30日土曜日

城の山公園の夾竹桃


城の山公園の夾竹桃。梅雨らしく雨ですね・・。
夾竹桃には毒があって、ほんのわずかに食べただけでも中毒になったり、
死亡することもあるとか。

街中でよく見るわりに、なかなか侮れないですね。
葉にも花にも枝にも根にも、果ては周辺の土にも毒性があるらしい・・。


中古タイヤを買いに


大和川のすぐ北側にある、中古タイヤ屋さんへ行ってきました。
黄色い看板が目立っていて、前から気になっていたのです。

うちのレガシィは今年の12月が車検です。
現在、走行約10万キロですが、あと2年乗るつもりです。
ところがタイヤはツルッツル。

一番外側はもはや溝がありません・・
さすがにこれは危ないか・・ということで、タイヤを交換することにしました。
銘柄にもそんなにコダワリはありませんし、
要はあと2年持てばいいわけですので、
中古タイヤで安くつけよう、ということになりました。

15年くらい前にホンダ・インスパイアに乗っていたころ、
タイヤのゴムの中にある補強用の繊維が見えるようになるまで
使い倒していたこともあるだけに、今のレガシィのタイヤだと
「まだいけるか・・」という気もするのですが、
家族もあることですし、ここはタイヤ交換をすることにします。


クルマ関係のお店に行くことはほとんどないので、とっても新鮮です。
映画「カーズ」の中に出てくるような世界観ですね・・。
床から天井まで、ところせましと中古タイヤやホイールが、
埋め尽くしています。


結局、4本で工賃こみで26000円のやつを選んだのですが、
なんと夫婦ふたり合わせても財布に持ち合わせがない!
(カードで払おうと思っていたんですよ、いやホント)

しかたなく、内金だけをお支払いして、また今度うかがって
取り付けてもらうことになりました。
ま、社会見学というか工場見学としては楽しかったです。

当然ながら、中古タイヤの世界にもヒエラルキーがあるんです。
お店の人に薦められたのは、4本ともブリジストンのセットで
28000円でした。
もっと安いのはないですか?と尋ねると、「ナンカン」2本と
ブリジストン2本のセットで、溝も少し減っているやつで、
26000円というのが出てきました。
ちょっぴり迷ったのですが、別にパフォーマンスに一切こだわりは
ないので、ナンカンにしておきました。

違いのわからない37歳・・。

2012年6月29日金曜日

かとうクリニックへ行ってきた


今月もまた、かとうクリニックへ行ってきました。
6月も終わりの晴れた朝、太陽の力はあまりに強烈です。
公園を横目に見て、家原寺の横を通って、細い細い路地を抜けて
かとうクリニックに着いたころには汗ばんでいます。

私は待つのがイヤなので、受け付け開始の8:30に診察券を出しに行き、
いったん帰宅して身づくろいをしてから、9時ちょっとすぎに再度行くのですが、
結局炎天下を2倍歩くことになり、いつもこの行為の妥当性に
疑問を感じているわけです。

しかし、病院で30分待つのはなるべく避けたいので、
おそらく次回もこのポリシーは変えないでしょう・・。

上の写真はホオズキの仲間でしょうか?
「鬼灯」って書くんですね。なるほど納得、そんなカタチにも見えます。
下のたれてる部分とか、結構グロいですよね。

病院裏の路地とひこうき雲


MacBook Airがかすんで見えた日


2008年に発売されて以来、欲しいな~と思い続けている
MacBook Air。

今日は梅田に用があったので、ヨドバシカメラに寄って触ってきました。
実はヨドバシに行くと、ほぼ必ず地下1階のAppleコーナーで
MacBook Airを触ってしまいます。いつもその質感や重量や
操作性に感服して、「欲しいな・・」という気持ちを昂ぶらせて
帰るわけです。

ところが、今日はちょっと違いました。
トラックパッドを使って、ブラウザをスクロールするのが、
ひどく間接的で、おっくうに思えたのです。

iPadの操作感にすっかり慣れてしまったせいでしょうか、
ダイレクトに画面を触って、任意の分だけ動かせる、ということが
どれだけ快適なことなのか、トラックパッドを操作したことで、
逆によくわかりました。

こうなるとiPad2のプライスが非常に魅力的に思えてきますね・・。


そんな今日、Googleからもついにタブレットが発表されましたね。

よく見ると、ASUSの製品なので、従来のAndroid機とどう違うのか、
理解に苦しむところですが、先日のMicrosoftの「Surface」同様、
ついにソフトウェアの会社がハードウェアに進出してきたわけですね。

Microsoft "Surface"


こういったカテゴリにおいては、アップルに非常に分があると思うのですが、
MicrosoftにせよGoogleにせよ、タブレットの出荷台数の急速な成長には
対応せざるを得ない、ということなのでしょうね。

2012年6月28日木曜日

油屋、のようなお茶屋さん


日曜日の箕面ハイキング、最後に撮った写真がこれ。
滝道にあるお茶屋さんの建物です。

こういう日本風の家屋で、3階建てっていうのが、
そもそもレアですよね。

これを見て思い出したのは・・・

『千と千尋の神隠し』

に、似てる・・。
ちょうどこの建物も、橋を渡ったところにあるし・・。

と、ちょっとマジカルな気分になったのでした。
お茶屋さんに寄って行きたい気持ちになりましたが、
長男ひびきちがどんどん先へ行くので、叶いませんでした・・。

外付けハードディスクを購入


バックアップ用のハードディスクドライブが一杯になってきたので、
外付けのやつを購入しました。
バッファローのHD-LBF2.0TU2というモデルです。
ECカレントで10650円(税・送料込)でした。


私は、自作のPCに3台のHDDを積んでいて、1台はシステム領域、
1台はデータの蓄積用、残る1台は過去の写真データ収録用に、と
用途ごとに分けて使っています。

また、過去のデータについては、不安なので数台のHDDに
分散してバックアップし、PCから外した状態で保管しています。
そういうわけで、わが家には、eSATAの500GBのHDDが
7台くらいあるわけです。

この、PCに内蔵することを前提に売られている裸のHDDは
コストパフォーマンスが魅力で、こういうやり方をしているのですが、
PCへの接続がちょっぴり面倒くさい、という弱点もあります。

そこで今回は面倒さに負けて、USBケーブルで簡単に接続できる
外付けHDDを購入した、というわけです。
容量はなんと2テラバイト!


内容物はこんな感じ。シンプルです。


・・・

時代も変われば変わるものです。
私が初めてマッキントッシュを買ったのは1996年で、
まだ「デジタルカメラ」という概念のない時代でした。
(それでもスキャナはありましたね・・)

Power Macintosh7200/120


そのマッキントッシュの箱に書いてあったフレーズを
いまだによく覚えています。

『超大容量1.2ギガバイトのハードディスクを搭載!』

現代の感覚で言うと、メモリやないんやで・・・という
感想しか出てきません。
それが今や、2テラバイト。うーん、浦島太郎の気分ですね。

ちなみにCPUは120MHzでした。
それでも作曲やテキストライティングには、
十二分に使えたんですけどね。
起動もレスポンスも速くて、同時期のWindowsと比べると雲泥の差でした。

・・・


コネクタの部分が、なんだかカッコよく撮れてしまったので、
せっかくなので、載せておきます。


2012年6月26日火曜日

箕面 滝道のアジサイ


こちらも一昨日の箕面ハイキングから。

滝道の昆虫館の脇に咲いていたガクアジサイ。
湿っぽくて、うす暗くて、ひそやかで素敵ですね。

私は普通のアジサイよりもガクアジサイの方が
控えめで好みであることがわかりました。

普通のアジサイ



箕面 滝道の音羽山荘


一昨日の箕面のハイキングの写真から。

滝道にたたずむ趣ある和の建築、「音羽山荘」。
陰翳に富んだ中庭には、古式ゆかしい人力車が。
公式サイトを見てみると、「和のオーベルジュ」と銘打っているようです。

私は渓谷の湿り気や、山かげの薄暗さが大好きですので、
なかなか素敵だと思いましたが、オーベルジュということですので、
機会があれば、お食事をしてみなければいけませんね。

結婚式もしてらっしゃるようです。
この上品なエントランスからして、こちらを選ぶカップルは、
きっととても目が肥えている方ですね。

MINI 究極の縦列駐車



これはスゴイ!なんでも極めればスゴイものですね。
最初の一回の駐車だけでも神業モノですが・・。
こんなに巧みにドライヴできたら楽しいだろうな♪

2012年6月25日月曜日

GMC・デナリ


江坂のコイン駐車場にいたGMC・デナリ。
とにかくデカイですね!カッコイイ!
デナリ、という言葉を私が最初に知ったのは、
アメリカの国立公園の名前としてでした。



私は動物少年でしたので、いろいろな図鑑などで、
その公園の名前を目にしたものでした。

よくわからないなりに、こんな動物が生息しているなんて、
原初の風景が色濃く残っている素晴らしいところなんだろうな、
とぼんやり思っていました。

・・・

私はラングラーが好きですが、
自分がとってもインドアな中年で、そういう自分に劣等感を
抱いていることの裏返しだと思うのです。

ワイルドにラングラーで荒野のキャンプに出かけてみたいわけです。
まあ実際にはやらないでしょうけど、そういう雰囲気を味わうための
ツールなんですよね、ラングラーって。



デナリという名前は、都会に住む人にとって、
ある種の憧れである、雄大な野生の自然を思い起こさせますね。
クルマの位置づけを考えると、非常に良いネーミングだと思うのです。

同類の名前に、「ユーコン」や「タホ」がありますね。
それに「セコイア」も。ビッグで頼れるダディな感じがいたします。
あ、調べてみたら、ユーコンもタホもデナリとベースは同じようですね。
いわゆるバッジエンジニアリングだとか。

ああ、みみっちいことを気にせずに、
器の大きいダディになりたいものです・・。

ユニクロなかもず店


このユニクロはワンフロアでとても広くて、照明も明るくて、
いつも快適に楽しく買い物ができるのでお気に入りです。

今日は通りすがりなので、買い物はしませんでしたが、
写真だけ撮ってきました。

天井に埋め込まれた照明が宝石のように輝いています。
この内装でカジュアル衣料店、というところが、
日本はまだまだお金持ちの国なんだなぁ、と感じました。

ひさしぶりの明太釜玉


遅めの昼食は白鷺の「丸亀製麺」にていただきました。
私が大好きなのは、明太釜玉。マイブームがあって、
一時期よく食べていたのですが、今日は数ヶ月ぶりです。

このボリュームにして380円。おにぎりも一緒に頼むと
本当に満腹になってしまうので、今日はこれだけにしておきます。
なんて安上がりな中年の昼ごはん・・。

私、どうやら明太子が好きなようです。
業務用の大箱のやつでも買ってみようかな。
皮をむいてあるやつがいいですね。

箕面へハイキング


妻のお父さんと、長男ひびきちと私の3人で、
箕面にハイキングに行ってきました。

降水確率は50%だったものの、さいわい雨が降ることもなく、
山の美味しい空気を楽しむことができました。

中学生のころまでは、「日本野鳥の会」が月例で主催する
「探鳥会」によく参加しており、箕面山は私のホームグラウンドとも
言える場所でした。

しかし、高校生以降、すっかり足が遠のいていて、
徒歩で登るのは実に20年以上のブランクがあります。
クルマではちょくちょく来てるんですけどね。

長男ひびきちは小学2年生で元気だし、妻のお父さんは
職場のお仲間とよく山登りにいらっしゃるようですので、
一番心配なのは私自身の体力でしたが、ゆっくり自分のペースで
歩くことができましたので、余裕をもって下山できました。


箕面駅から滝道を歩いて、まずは桜広場の近くにある展望台へ。
街が近く、ダイナミックな景色が広がります。



ハイキングコースから、トンネル越しに見える滝道。
滝道は、駅から滝までをつなぐ観光用ルートで、
比較的平坦で歩きやすい道です。

今回はあえてあまり滝道を通らず、
ハイキングコースを選んで歩きました。
なるべく自然の濃いところを歩きたかった、というのが
その理由です。



川沿いの道をふさぐようにそびえている「姫岩」。
この間を通り抜けて進みます。



初夏の草木がとても美しいのです。
渓流ならではのしめやかな空気と、繁茂する植物の匂いで
日々の雑事からリフレッシュできます。


私達は徒歩なのでいいのですが、滝の上の駐車場が
混んでいたようで、入庫しようとするクルマで渋滞になっていました。
まったく動いていなかったので、相当時間がかかると思います。



今日の経路の中での最高標高地点、「雲隣展望台」からの景色。
街が遠くかすんでいます。
中央の低い山のさらに奥に箕面駅があります。
そこから歩いてきたわけです。ちょっとした達成感があります。


やっとおやつにありついたひびきち。嬉しそう。


その後は、長いこと通行止めになっている廃道を歩いて、
駅方面へ戻ります。

何年もクルマが通らない道には、樹木が覆いかぶさり、
両側には落ち葉がたまり、日陰ともなれば苔むしていて、
独特の雰囲気があります。

クルマで訪れることができない、ということがむしろ
スペシャルに思えます。


今日最後の展望台が「望海展望台」。
沢を挟んで対岸に、桜広場の展望台が見えます。


今日訪れた中では、この望海展望台からの景色が
一番メリハリがあって良かったです。


・・・

途中、ひびきちが転んだり、お腹が空いてしまったりと、
予定調和的なできごとはあったのですが、
無事に下山することができました。

明日は膝が笑うかもしれません。
いや、明日ではなく明後日以降か・・・?

2012年6月24日日曜日

レクサスLFA


初めて見ました、レクサスLFA。

梅田で信号待ちをしていたら、200mくらい先を
正体不明の赤いクルマが通り過ぎました。
その色彩と全高から、なんらかのスーパーカーで
あろうことはわかりました。

F355かな、と思いながら近づいていくと、
見たことのない造型で、ちょっと興奮しました。
クラシカルな美しさとは全然異なる文法でデザインされていて、
かなりのインパクトがあります

通りすがりの人の中にも、このレアなスーパーカーに気づいて
振り返って見ている人もチラホラいました。

フロントはこんな感じ。アグレッシブです。

ベルリッツの広告


わかる~!ありますよね、こういうこと。

3ヶ月くらい前に、御堂筋線の社内で見かけたベルリッツの広告です。
広告のターゲットとなる人物像をよく考えて作られている感じがします。

私は(英文学科卒なのに)すっかり英語なんて忘れてしまったのですが、
日本語の日常会話においても、こういうことってよくありますよね。

話す相手によっては、共通のバックグラウンドを持っていない場合、
こういうことになりがちですね。

このモデルさんの、もの言いたげな表情がものすごく
はまっていて、唸らされました。
大好きな広告です。

ガクアジサイ


マンションの1階に咲いていたガクアジサイ。

ケータイで撮影してみました。
私のケータイについているカメラは、色が悪いので困り者です。


紫陽花はそろそろ見ごろですね。
今日は空気が乾いていたのですが、この花には
やはり雨や水滴がよく似合いますね。

アジサイの葉はどうしてあんなに艶があるのでしょうね?
油が塗ってあるのかと思うくらい、輝いています。
花よりも葉に目が行ってしまいます。

初夏の太陽を受けて、反射したり透過したりしながら
風に揺れているアジサイの葉には、成長を謳歌する植物達の
ものすごいエネルギーを感じます。


イエローのCR-Z


CR-Zはリアフェンダーのふくらみが、
日本車とは思えないほど抑揚に富んだデザインで、
走り去る後姿を見るたびに心から欲しくなるクルマです。

これは、今年の1月くらいに、津久野のホンダを訪れた際に撮影したもの。
CR-Z目当てで伺ったのですが、最初に対応してくれた方によると、
ショールームに実車がない、とのこと。

それじゃ帰ろうか、と思ったとき、営業の方が走ってきて、
ちょうど納車前のCR-Zが1台だけストックヤードにあるとのこと。
しかも私の大好きなイエローの個体が。

その時まで知らなかったのですが、イエローは限定色だそうです。
確かにそのとき初めて見ましたし、
その後も一度も見かけたことがありません。

ストックヤードは別棟にあったのですが、
案内していただけました。
車載用のエレベーターに乗せてもらって、
4階に上がると、CR-Zがいました。
フロアのすみっこで、四肢を踏ん張るようにして出番を待っています。

なかなかの迫力で見とれてしまいます。
特にリアフェンダーまわりをじっくり観察しました。

スポーツカーはかくあるべし、といったクラシックな流儀に
囚われまいとする、ホンダのデザインポリシーを
ビシビシ感じます。

納車直前とのことなので、指一本触れてはいませんが、
塗装にせよ、内装にせよ、プライス以上のものがあると
思いました。

カタログを見ていると、ボルドーの外装色をまとった
スペシャルパッケージ的なモデルが載っていたのですが、
驚きだったのはそのオプションプライスで、
わずか3万円プラスというお手軽さでした。

ま、実際に買うとなると、たぶんイエローを選んでしまう自分には
関係ないのですが、ちょっと心を揺さぶられました。
やっぱり「限定」と知っているとね・・。

2012年6月23日土曜日

ファーストサーバ、大規模障害

ファーストサーバ、大規模障害。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120622-00000006-jct-sci

夕方に、このニュースに気づきました。
6/20に発生して、ひどい事態になっているようですね・・。

多くの人が、なんらかの形でクラウドのお世話になっている現在、
誰にとってもヒトゴトではないですね。

・・・

先日も書きましたが、私の会社でも
画像を大量に格納したハードディスクが破損する事故がありました。

さいわい復旧はできたのですが、ファイル名が失われ、データの
作成日や写真の撮影日などのプロパティ情報も失われ、
無秩序な状態での復旧に留まりました。

数ヶ月に渡って、使いたいときに目的のデータにスムーズに
アクセスできず、大変不便を強いられましたが、これなんかは
まだまだマシな方だったんですね。


時間はかかるものの、探せばあるわけですから。


・・・


ファーストサーバの障害では、ECサイトのデータベースなども
損なわれたようなので、被害は甚大になりそうですね。
夜が明けるのがちょっと怖い。


ネットを見ていると、絶望しきっている人もちらほら。
企業内の担当者で対応に追われている人や、
自営業で顧客のデータを失って途方にくれている人も。

こんなことで、会社がつぶれてしまったり、
首を吊る人が出てしまうのでしょうか?
どうか、そんなことになりませんように・・。
本当に心配です。

月曜日の山手線のことをリアルに想像してしまいます。

2012年6月22日金曜日

充電ステーションを見て考えた


一昨日、イオンモールりんくう泉南で見つけた
電気自動車用の充電器ステーション。
「実証実験中」などと書いてあります。



電気自動車といえば、
日産「リーフ」を見る機会が少しずつ増えてきました。
価格からして、爆発的にヒットすることは
この先もないのでしょうけど、
革新の旗手として、がんばってもらいたいですね。

私は1日の運転時間は通常は30分程度ですが、
それでも1日に1回くらいの割合で、
リーフを目にします。

・・・

普及が非常にスピーディだったものとして、
私がよく思い出すのは、デジタルカメラです。



世界初の液晶モニター付きデジタルカメラとして有名な
カシオのQV-10が発売されたのは、1995年。
10年も経たないうちに、世の中からフィルムカメラはほぼ
なくなってしまったように思います。
もちろん、一部の好事家によるマーケットは存在しているわけですが。




そして、液晶テレビ。
シャープがアクオスを発売したのは、2001年。
こちらも10年経たないうちに、
ブラウン管を駆逐してしまったように見えます。






たいていの分野で、わが家は上の図で言うところの「ラガード」ですが、
そんなわが家でも昨年の「家電エコポイント制度」の魅力には抗えず、
大型液晶テレビを買ってしまいました。

その昔、29インチのテレビが10万円以上していた時代を
知っているだけに、めっちゃくちゃお買い得な買い物に思えました。

液晶時代になってからも、「1インチ1万円」なんて下世話な
基準(?)がありましたが、今やそれをも下回る価格帯で
ざらにありますよね。

そりゃSONYやパナソニックが赤字になるのも納得です。
あれほどのデバイスがあの価格ではねぇ。

新しいものが古いものを駆逐する、という文脈で見ると、
デジタルカメラと液晶テレビには、共通する点があります。

新しいものに替えることで、失うものがほとんどないことです。


撮影したらすぐに見られて、
フィルムや現像のコストがかからず、
現像液による環境負荷もなく、
画質も時代を追って急速に向上し、
汎用化によって価格は下がり・・・
というデジタルカメラ。

大画面で迫力ある映像が家庭で見られて、
大きさの割に極めて低価格で、
画質もブラウン管とは比べ物にならないほど向上し・・・
という液晶テレビ。

まあ、駆逐されて当然ですよね。



さて、このような流れの中で、
電気自動車はどうなるのでしょうね?

排気ガス・CO2を出さず、買ってしまえば、
走行距離あたりのコストは劇的に安い電気自動車。

『エンジンのサウンドとバイブレーションがど~たら・・』
とか議論したがるのは一部の好事家だけなのでしょうね。
カメラで言えば、6×7判を愛用しているアマチュアカメラマン
みたいなものでしょうか。
わかっちゃいながら、ちょっと寂しいですね。

カメラは(自分がプロなので)、なんの躊躇もなく割り切れるんですけどね。
クルマは趣味だからでしょうか、無駄があっても、
情緒やエモーションがあればいいじゃないか、と思ってしまいます。

たぶん、私はガソリン車世代の最後の残党になるのでしょうね。
それとも、あと3年くらいで電気自動車に乗り換えて、
「いいよ、コレ!なんと言ってもエコノミーだぜ」とか言うのかな。
それはそれで想像できるのですけどね。



これらがすべて、電気自動車におきかわる日、いつか来るのでしょうね。
カメラ・テレビは10年かからなかったのですが、クルマはいったいいつになるでしょう?



2012年6月20日水曜日

長濱浪漫ビール②


長濱浪漫ビールのつづきです。

想古亭から少し戻って、奥琵琶湖パークウェイを楽しんでから、
長濱浪漫ビールを目指して長浜市街へやってきました。

お店はちょっとわかりにくいところにあります。
ナビに登録していたのですが、近くまでしか到達できず、
付近を何周かグルグルしました。



長浜はいわゆる城下町で、長濱浪漫ビールの前を流れる川は
長浜城の旧外堀にあたります。
上の写真の手前のヨシが茂っているところが、それです。
夕方に訪れたこともあってか、ノスタルジックな雰囲気がナイスです。
ちなみに写ってはいませんが、左側には「幸福の科学」の建物があります。



店内にはいたるところに醸造(?)の装置があります。
カウンターにはサーバーがあり、直結されているようです。



2階にも、ところ狭しと並んでいます。
見えるところがいいですね。
想像がかきたてられます。



こちらはホールの様子。
ヨーロッパの片田舎のビアレストランのような雰囲気ですね。
私達が到着したのは17:30ごろだったので、
まだ空いていましたが、どんどんお客さんが入ってきて、
かなりの賑わいになりました。


ここまで書いてきてナンなんですが、私はドライバーですので、
結局この日はビールはいただいていません。
本当は作りたての生ビールを酩酊するまで(?)
飲みたかったのですが、そうも行きません。


まずは最初の一杯を味わったお父さんは、
ジョッキをテーブルに置いて、黙っていました。

『今日は長距離を走ったから、疲れちゃったかな?』と思ったのですが、
「どんな感じ?こないだの箕面ビールより美味しい?」と尋ねると、
「いや・・・非常に美味しい。飲めないよしかずの前で
あまり言ってもどうかと思って黙っていたが、非常に美味しい・・・」
とのこと。

過ぎた10年のことを思い、
ああ、よかったな、と心から思いました。



こちらでいただける4種類の地ビール。
1本ずつお土産に買って帰りました。