想古亭は、思いのほか、意外なほど、
びっくりするくらい、ちょっと相当モーレツに田舎にあります。
細い橋を渡ったり、田んぼの真ん中を横切る
農道のようなところを走ったりして、だんだん近づいて行きます。
さいわいナビにはちゃんと店舗の情報がありましたので、よかったのですが、
もしナビがなかったら、「ホントにこの道で大丈夫?」と
何度も不安に思ったことでしょう。
遠ければ遠いほど、期待が高まってゆきます。
こんな田舎にありながら、40年前から絶えることなくありつづけ、
それでいてランキングで1位の店とは、いったいどれほどのものなのか?
最後の方はこんな道が続きます |
そしてとうとうたどり着きました。
お昼の営業時間が15時までで、14時ラストオーダーでしたが、
ギリギリでしたので、13:30くらいに電話をかけて、予約をしておきました。
なんでも、うなぎは備長炭で焼くので、時間がかかるそうで、
予約をしておけば、スムーズだとのことでした。
結局、14時ちょっと前に到着することができました。
想古亭の前にある、足踏ダルマ製糸の保存館。 |
こういう階段を上がって、想古亭へ向かいます。
ちなみに画面の左端にある碑は、鮒の供養碑でした。
滋賀県だから、きっと鮒寿司も一般的なのでしょうね。
ありがたや・・。
たどりついたものの、人気(ひとけ)がまったくありません。
本館とおぼしき建物の戸口をそっと開けて、
『ごめんくださーい』と呼んでみます。
なんだか、「となりのトトロ」の一場面のようです。
上の写真はその建物の玄関口の様子。
ものすごくレトロですね。
いや、レトロというのは擬古典調なので、
ヴィンテージという方が近いか・・。
すぐに、奥のほうからお店の方が出ていらっしゃって、
私たちを案内してくれました。
通されたのはこういう部屋。
右側の一枚ガラスの大きな窓が迫力ありますね。
変哲のない森が見えるだけですが、四季折々の風情を楽しめそうです。
私のような、地味なものに魅力を感じる人には、良いかもしれませんね。
岐阜の母方の田舎の応接間に通されたときと同じような
匂いがして、懐かしい気持ちになりました。
うなぎが楽しみであります!
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