2012年7月7日土曜日

堤防のひまわり


石津川の堤防に咲いていたひまわり。

そういえば、長男ひびきちが生まれたその日にも、
ひまわりが咲いていて、それを撮影してから
顔を見に行ったような・・。

その日から、もうすぐ8年。

・・・

私はかなり幸せに生きてきた方だと思うけれど、
仕事で成果を出すことや、
子供たちの教育のことや、
親孝行したいけれど思うように時間が取れないことや、
そういったいろいろなことに、
気を配らなければいけなくなっている、と
あらためて思いました。

わざわざ書くまでもなく、当たり前のことですね。

大人になるっていうのは、
家庭をつくるっていうのは、
さまざまな責任を負いつつ、
バランスをとりながら、
生きていくということですからね。


私はたぶん、すごく恵まれている方で、
たとえば結婚前、恋愛をしている時期なんていうのは、
自分のことと相手のことだけを考えていればよかったんですね。
病気を患っている両親もいなければ、
継ぐべき家業もなく、
未来をどう生きるかは自分次第、という状態でした。

両親には、あれこれの期待はあったと思うのですが、
それを私に強く求めるようなこともありませんでした。

思うように生きられる、そういう時期というのは
とても貴重であり、とても得がたいものでありながら、
その中にいる時には、それを実感できないものですね。

・・・

その後、就職をしたり転職をしたりしましたが、
幸い、会社にも上司にもめぐまれて、
忙しいながらも充実感のある仕事をして今に至ります。
この8年間は私にとってはとても大切な時間だったんだな、と
堤防に咲くひまわりを見て、感じました。

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