今年になって初めてのツバメを見た。
午後から長男ひびきちと一緒に大仙公園に行ったら、
芝生の上をたくさんのツバメが飛んでいた。
ツバメの食べ物についての話、
飛んでいるところを写真に撮るのが難しいという話、
赤外線センサーと自動撮影装置で撮影した人の話、
などを、ひびきちに聞かせた。
ちょうど、最近読んでいた『ドリトル先生の郵便局』には、
ツバメの親分、「韋駄天のスキマー」が出てきて、
ツバメの暮らしぶりについて描いてあったので、
ひびきはツバメがどこから来たのかについて興味があるようで、
「アメリカから来るのは大変だろうね?」とか
「一気に飛んでくるんじゃなくて、休憩しながらちょっとずつ来るんだよね?」とか
尋ねてくる。
大仙公園から自宅へ帰る道すがら、
ある家の軒先に、ツバメの巣の跡があった。
「見てごらん、去年のツバメの巣の跡だよ」
ひびきにツバメの巣の跡を見せながら、
ツバメは毎年だいたい同じ場所に巣を作ることや、
糞が落ちるので、それを嫌がる人もいることを話して聞かせた。
私「でも、一般的にはツバメが巣をかけた家には、
幸せがやってくるって言われていて、喜ばれるんだよ」
ひびき「それ、本当?」
私「うーん(ちゅっと考えて)、ウソだね・・ていうか関係ないね。
ほら、お正月に神社に行ったら、お賽銭を投げて
『幸せになりますように』とかお祈りをするでしょう?
あれと同じようなものだよ。別にあれをしたからと言って、
本当に幸せになるわけじゃないんだけど、
『もし神様がいるなら、かなえてください』っていう意味だよね」
「ひびき、お正月に神社で『手術がうまくいきますように』ってお願いしてん」
ああ、この子はこの子なりに自分の手術のことを
気にして心配しているんだなぁ、と胸が痛くなった。
ひびきちと一緒に見たアヤメの仲間、キショウブ |
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