鳴門の大塚美術館へ行ってきました。
家族4人での旅行(プチだけど)はいったい何年ぶり?
子供たちがいないと、なんと静かなこと・・。
高速道路もずっとオープンで、追い越したり、追い越されたりしながら、
渋滞もなかったので、あっというまに淡路島。
まずは、お気に入りスポット『淡路サービスエリア』へ。
何がお気に入りって、ちょっとした絶景なんです。
コーヒーをいただきつつ、明石海峡大橋と神戸の町並みを眺めるの図。
ベタな観光写真もしっかりと。
こういうのはバカバカしいと思いつつ、
後で見るとなかなか満足感があっていいな(←ひねくれてるんだよね)
駐車場にはミニの一団が・・。
一番手前のはモークのハードトップ付きか?
なかなかレアで素敵ですね。
淡路島の『あわじ花さじき』にも立ち寄って。
芝生はまだ寂しいけれど、菜の花はなかなか。
暑くもなく寒くもなく、日差しも強すぎず弱すぎず、
ちょっとした天国の庭のような・・・。
食べ物を狙うトンビの急襲におびえつつ、
ビクトリーのサンドイッチ(私の好物)をモソモソいただいて、春の訪れを満喫♪
その後、淡路島を縦断して、いよいよ鳴門へ上陸。
入り組んだ湾やいくつもの海峡が連続し、なかなか風光明媚なのだ。
そして目の前に現れたのは、想像していたよりも遥かに
ビッグなスケールの大塚国際美術館。
ファサードを目にした瞬間、国連本部をイメージしたことを告白しておく。
大塚美術館のファサード |
まず我々を待ち受けていたのは、システィナ礼拝堂。
とにかくデカい!!ヨーロッパの美術はよくわからないが、
デカいことはよくわかった。スケールに圧倒される。
特徴的だったのは、なるべくオリジナルの展示状態を
再現するべく努力していること。
たとえば下の「貝殻のビーナス」は屋外展示で、
光の当たる壁面に展示されている。
総延長が4km、歩けど歩けど次なる部屋があり、
見飽きることのない素晴らしい美術館ですが、
一番印象に残ったのはコレ。(右のやつね)
カルロ・クリヴェッリの『受胎告知』というらしい。
注目ポイントは・・・
雲間から指す光に乗って
ハトが飛んでくる・・というマンガ的な表現。
とってもユニークじゃないですか?
そして、これでもかとばかりに精緻に描かれたクジャク。
こんなところにクジャクもペルシャじゅうたんも不要ですよね?
素晴らしき装飾過多!
柄で埋め尽くされた画面に宗教絵画のエネルギーがみなぎっている!
受胎告知ものでは、ダ・ヴィンチにもティントレットにも感動・・。
中世ヨーロッパの文化の豊穣さにシビれたのであります。
その他、「叫び」やら「ゲルニカ」やら「モナリザ」やらを、
人の姿もまばらな館内で間近にみて、もうお腹いっぱいに。
16時くらいに美術館を出て、帰る前に鳴門スカイラインに足を伸ばす。
道は細いけど、コーナーやアップダウンが連続していて、
ジェットコースターのようでなかなか楽しい!
途中の四方見展望台からはまるで伊勢志摩のような景色が。
おまけ:ヒトデさん
0 件のコメント:
コメントを投稿